算数のかけ算に関する問題
この問題を解くことで、一見分からない数字も推定できるようになります。また、小学校で受ける授業は全部で何時間か数字でイメージもできるようになります。一緒に頑張りましょう!
回答のポイント
正確な割合を出すのではなく、大まかな数字を求めてみましょう。
限られた情報を使って、答えを考えることで、インターネットで答えを調べなくても、自分の頭でおおよその値を考える力が身に付きます。
この問題の正解は、一つではありません。あなたが考えた回答をぜひコメント欄に投稿をお願いします!
大まかな数字で考える: 正確な数字ではなく、概算で考える
論理的な思考: 計算過程を説明できることが大切
仮定: 不確かな部分は仮定を立てて計算を進める
※ここまでのヒントで、回答できる人は、下の解説を見ずにチャレンジしてみましょう!
必要な情報
①小学校1年生から6年生までの、一週間の時間割
②年間授業日のカレンダー
情報の集め方
簡単
①小学校1年生から6年生までの、一週間の時間割
②年間授業日のカレンダー
→あなたの学校の時間割、授業日を調べる
難しい
①小学校1年生から6年生までの、一週間の時間割
イメージでは、
・小学校1年生は、授業が少ない
・小学校6年生は、授業が多い
これを数字で表してみると…
②年間授業日のカレンダー
1年間のカレンダーから推定してみる
1年は、365日なので、
365日 ÷ 7日 = 52.142…
1年はおよそ52週間であることが分かる
ここから…
※ここまでのヒントで、回答できる人は、下の解説を見ずにチャレンジしてみましょう!
回答例
①小学校1年生から6年生までの、一週間の時間割
小学1,2年生 | 小学3,4年生 | 小学5,6年生 | |
月曜日 | 5時間目まで | 5時間目まで | 5時間目まで |
火曜日 | 5時間目まで | 5時間目まで | 6時間目まで |
水曜日 | 5時間目まで | 6時間目まで | 6時間目まで |
木曜日 | 5時間目まで | 5時間目まで | 6時間目まで |
金曜日 | 5時間目まで | 6時間目まで | 6時間目まで |
この表から学年ごとの一週間の授業数を求めると
小学1,2年生 * 5時間 × 5日 = 25時間(一週間)
小学3,4年生 * 5時間 × 3日 + 6時間 × 2日= 27時間(一週間)
小学1,2年生 * 5時間 × 1日 + 6時間 × 4日 = 29時間(一週間)
となる
②年間授業日のカレンダー
1年間のカレンダーから推定してみる
1年は、365日なので、
365日 ÷ 7日 = 52.142…
1年はおよそ52週間であることが分かる
ここから
夏休み*6週間
春休み*3週間
冬休み*3週間
年間の土日以外の休日は、
毎月1回あるとすると、
12か月 × 1日 = 12日(日本の祝日)
= 約2週間
を引くと
52週間 – (6週間 + 3週間 + 3週間 + 2週間)
= 38週間
③計算
小学1年生~小学6年生までの、毎週の授業数は、
25時間 × 2年 + 27時間 × 2年 + 29時間 × 2年 = 162 時間
これを、年間38週間やるので、
38週間 × 162時間(1年生~6年生までの毎週の授業数)
= 6,156時間
よって、小学1年生~小学6年生までに、
約6,000時間分の授業を受けることが求められた。
ちなみに、1時間の授業は、45分であることが多いため
6,156時間 × 45分 = 277,020
≒ 約25万分
25万分、学校で授業を受けているという計算もできる
ここまでの計算をしてみて、いかがだったでしょうか?
実際に数字で計算してみると、日々の授業の積み重ねで、大きな数字になることが分かりますね。
グラフ作成
発展
①実際の学校の授業時間を調べて、計算した数字が違った場合、原因を考えてみる
②小学1年生~高校3年生までで、授業時間が、何時間になるか計算してみる
③家で勉強している時間を含めて、あなたの一年間の勉強時間を求めてみる
④1年間で、ノートに書く文字数が何文字になるか計算してみる
まとめ
今回のテーマはいかがだったでしょうか?
あなたが実際に解いてみた
・考え方 ・計算過程 ・答え
をコメント欄に残してみてください!
大切なのは、正確な答えを出すことではなく、答えにたどり着くまでの考え方です!
今後も自主勉強のネタを発信していきます。よろしくお願いします!
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