算数の大きい数(億)と速さに関する問題
この問題を解くことで、長さの計算を公式に当てはめるだけではなく、日常生活に生かせるようになります。月と地球の距離がどのぐらい離れているかを、数字で理解することができます。一緒に頑張りましょう!
回答のポイント
正確な割合を出すのではなく、大まかな数字を求めてみましょう。
限られた情報を使って、答えを考えることで、インターネットで答えを調べなくても、自分の頭でおおよその値を考える力が身に付きます。
この問題の正解は、一つではありません。あなたが考えた回答をぜひコメント欄に投稿をお願いします!
大まかな数字で考える: 正確な数字ではなく、概算で考える
論理的な思考: 計算過程を説明できることが大切
仮定: 不確かな部分は仮定を立てて計算を進める
※ここまでのヒントで、回答できる人は、下の解説を見ずにチャレンジしてみましょう!
必要な情報
①人が歩くスピード
②月と地球の距離
情報の集め方
簡単
①人が歩く平均的なスピード
②月と地球の距離
→インターネットや本で調べる
難しい
①実際にあなたが道を歩いてみて、速さを求めてみる
→100 m 歩くのに何秒かかるか測定
→そこから時速○km を計算してみる
→100 m 歩くのに○秒かかるから、地球と月の距離を歩くには、○○秒→○日かかる
②人は24時間歩き続けることは難しいため、途中で休憩をいれた場合について考えてみる
③100 m 走の人間の世界記録のタイムから、そのスピードで走り続けられるとしたら、何日で月に着くか計算する
④歩くのではなく、ロケットで行ったら何日で行けるか計算してみる
→ロケットの速さを求めてみる(地球から飛ぶとき、宇宙空間についたとき)
※ここまでのヒントで、回答できる人は、下の解説を見ずにチャレンジしてみましょう!
回答例
①人が歩く速さ
100 m 歩くのに、100秒かかった
→時速を求める
100 m ÷ 100 秒 = 1秒間に1m進む
→60秒(1分) で 60 m 進む
→60分(1時間)で 60m × 60 分 = 3600m
時速3600 m = 時速3.6 km
②地球と月の距離
約384,400 km
地球と月の距離 ÷ 1時間に進める距離(速さ)= 地球から月まで行くのにかかる時間
384,400 km ÷ 時速3.6 km = 106777.777… 時間
1日 → 24 時間
106777.777… 時間 ÷ 24時間 = 4449.0740日
≒ 4500日
1年 → 365日
4500 日 ÷ 365 日 ≒ 12.32 年
地球から月までひたすら歩き続けると、
約12年後に到着します。
発展
①地球から太陽まで歩いたら、何年かかる?
②日本一周するのに、歩いたら何日かかる?
→本州の海岸線を一周したら?
③あなたの家から学校まで、何分で到着する?
→ということは、平均時速○kmで歩いている
まとめ
今回のテーマはいかがだったでしょうか?
あなたが実際に解いてみた
・考え方 ・計算過程 ・答え
をコメント欄に残してみてください!
大切なのは、正確な答えを出すことではなく、答えにたどり着くまでの考え方です!
今後も自主勉強のネタを発信していきます。よろしくお願いします!
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